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平和不動産サービスオフィスの内装プロデュースを行いました

平和不動産の一棟リノベオフィス『FinGATE TERRACE』における、
スタートアップ向けサービスオフィスの内装プロデュースを行いました!

日本橋兜町・茅場町再活性プロジェクトの一環として平和不動産が運営するリノベーションオフィスビル「FinGATE」シリーズ。その第4弾として「FinGATE TERRACE」が4月1日にオープンしました。本オフィスは資産運用および金融系スタートアップ企業をターゲットとしていますが、その5~7階にあるサービスオフィスのプロデュースをトレイルヘッズと株式会社IPPOがタッグを組んで手がけました。

数々のベンチャー企業とのコネクションを持つIPPOと、これまで200を超えるオフィス空間づくりを手がける弊社は共同で、マーケティング調査、コンセプトメイク、設計・施工からリーシングまでワンストップで担当。ベンチャー企業とのネットワークを有し、彼らの働き方を熟知する2社のコラボレーションにより、竣工時には本フロアのうち8割の入居が決定。スタートアップ企業を誘致したいというビルオーナーのニーズをスピーディに実現する結果となりました。

本プロジェクトの詳細は下記よりご覧ください。

平和不動産サービスオフィスの内装プロデュースを行いました
△7階フロアイメージ図

◆コンセプトとデザインの特徴

スタートアップは、一般的な企業と比べ急激に成長することが特徴です。私たちが過去にオフィスを手がけたTORETAやPLAIDのような成長ベンチャーは、1~2年毎にオフィスを拡大移転をすることもめずらしくありません。また事業フェーズや人員規模によって働き方が変わるため、その都度オフィスへのニーズも変化していきます。
本プロジェクトでは、スタートアップに寄り添い各フェーズでの拡大移転をお手伝いしてきた経験を活かし、彼らがフェーズ毎に本当に必要とする機能をシンプルに取り入れました。

コンセプトは「継承」を意味する「TAKE OVER」。スタートアップはこれまでも、他社の居抜きオフィスを引き継ぎ、拡大するとその空間をまた次の企業に継承するという形で成長拡大をしてきました。渋谷を中心に多く見られたこのエコシステムを、兜町・茅場町エリアに取り入れ、ノウハウや空間を共有しバトンを引き継いでいくことができる環境を提供することで、エリアの新たな魅力になることをねらいとしています。

主なポイント

・多様な働き方を許容し、急な増員にも柔軟に対応できるゾーニングおよびレイアウト。
・ビジョンや社風を大切にするスタートアップが自社カラーを出しやすいよう、全体の色合いを柔らかなモノトーンで統一。
・スピーディな意思決定を可能にする、オープンで情報共有をしやすい環境。
・気軽に人が立ち寄りコミュニティを育むことができる開けた空間。

平和不動産サービスオフィスの内装プロデュースを行いました
△右:6階フロアの内装、 左:会議室から執務スペースを見る
平和不動産サービスオフィスの内装プロデュースを行いました
△入居後の空間イメージ。コーポレートカラーを随所に採用。(一部現況デザインと異なります)

◆物件概要

名 称/FinGATE TERRACE(フィンゲート テラス)
所在地/東京都中央区日本橋兜町8-1
交 通/東京メトロ東西線・日比谷線 茅場町駅10番出口 徒歩2分
/東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線 日本橋駅D2出口 徒歩4分
開設予定日/2020年4月1日
総面積/1,318.10㎡(約398.72坪):オフィス17区画、共用スペース

フロア構成・施設イメージ
2階~4階/オフィス:19.28㎡(5.83坪)~40.88㎡(12.36坪) 12区画
/共用スペース:共用会議室4室、共用ラウンジ
5階~8階/オフィス:89.76㎡(27.15坪)~188.30㎡(56.96坪) 5区画

【参考】株式会社IPPOについて
ベンチャーに特化したオフィス仲介を、テクノロジーの力で加速させる不動産エージェンシーチーム。メインとなるオフィス仲介事業を軸とし、創業初期のスタートアップ支援の取り組みとしてVCと提携、移転成約時特典サービス「VCパッケージ」や、スタートアップ・ベンチャー企業向けのWEBメディア「ハカドル」を運営。
本社:東京都渋谷区、代表取締役 関口秀人