embot Creative Lab

NTTドコモの新規事業創出プログラムから誕生したプログラミング教育サービス[embot]を扱う、スクール兼オフィスの空間作りを手掛けました。

大人と子供、先生と生徒という垣根を作らず、できる限り子供に制約がない空間にしたい。子供たちと一緒に、自発的にサービスを作っていく場にしたいというご要望。空間も運営をしながら変化させていくことを想定していました。

コンセプトは３点。
・境界をぼやかす
・変化する
・ワクワク

まずはオフィス・スクール・ギャラリー・待合いがシームレスにつながるようゾーニング。ビルの共用廊下と室内の境界をなくすように同素材のウッドデッキを入り口に敷設し、廊下も含めてスクールの前後で子供たちや親が過ごせるような空間に。そして高さを可変にすることで大人も子供も使えて、オフィスとスクールでレイアウトを組み替えできる家具を造作。またスクールとオフィスを斜めに横断するクリエイティブウォールを設け、誰もが自由に使えてワクワクする要素を盛り込みました。この場をきっかけに、教師と親と子、学びと実践　内と外という相反する関係性が、循環することを目指しています。

Project Data
Project Management / Design Direction: Yohei Yamaguchi, Nozomi Takayama (TRAIL HEADS)
Interior Design: Masaki Kato, Chayo Shinozaki (Puddle)
Photo: Daisuke Shima (ad hoc)